一セルクマ常習者のセルクマについての考え

私は世界一のスゴ動画というサイトをやってます。
おもしろい動画が見れて、私のコメントがついてるだけのすごくシンプルなサイトです。

このサイトをやっていて、比較的オススメのエントリーは、よくセルクマします。
シナトラ千代子 - 図で見るセルクマ是非論煩悩是道場 - セルクマのお話で、セルクマについての話題が有ったので、一セルクマ常習者のセルクマについての考えを書いてみたいと思います。

まず、セルクマはどちらかというと良くないことだと思っています。
ブクマは私的領域という考えにも合わないし、はてブを「よいコンテンツを探すためのツール」として利用している方々にとってはノイズになるであろうことが主な理由です。
ですので、私のサイト世界一のスゴ動画で、ブックマークに追加ボタンをクリックするたびに、いくばくかの罪悪感があります。


それなのになぜブックマークするのか、はてブに登録するのかというと、こんな理由があります。

  • [理由1]はてなブックマークの一ユーザとして、いつも同じサイトしか現れないことに不満を感じている。

どうせ上がってくるサイトが決まっているのなら、ノイズも多いはてブよりRSSリーダで十分。
だから、情報発信者として、これは多くの人に興味を持ってもらえる、楽しんでもらえるのではないか、というエントリーを作成したときは、できるだけ多くの人の目に触れるよう、はてブに登録する。
よいエントリーを作成したという自身があるときはセルクマするという文化は、マンネリ化しているはてブに新風をもたらすのではないか。
情報発信者として、一人でも多くの人に、「いいもの見たな」と感じてもらいたいという思いと、はてブユーザーとして、もっと幅広いソースからの情報が欲しいなという希望をこめてはてブに登録しているのです。

例えば、世界一のスゴ動画にアップした動画のひとつにものすごくおもしろいと思うものがあります。
MITクオリティのお絵かきという動画で、これはきっと多くの人におもしろさ・スゴさを共感してもらえると思います。ぜひ一度見てみてください。気に入ったらはてブに登録していただけるとうれしいです。
でもはてブ常連のGIGAZINEさんの関連記事にトラックバックして多くの方に見ていただいたMSペイントだけで信じられない絵を描く動画の100分の1の方にも見ていただいていない状態です。

入り口が小さいコンテンツが埋もれていることを残念に思い、よいものを広めたいからセルクマもする、ということです。
入り口のない情報にアクセスする方が少ないのは当然ですが、おもしろい、よいコンテンツには、たくさんの人がアクセスするというのが、最大のハッピーだと信じています。違いますかね。

  • [理由2]セルクマしとけば、誰か2人位偶然でもブクマしてくれれば、注目エントリーに入るじゃん。そしたらアクセス増えるじゃん。そしたらAdsenseクリックしてくれる人も増えるじゃん。

上記2つの理由が主なものです。
主に理由1が書きたかったこと。でも理由2も否定はできないので書きました。
せっかくいいエントリー(と自分で思うもの)を書いても、そもそもの読者が少ないので世間に出ずに沈んでしまうのが忍びないので、少しでも入り口を増やしたいという思いからはてブに登録してます、という話でした。


はてブの世界が、いつも常連さんで埋め尽くされていることは、残念に思っていて、その対策も妄想してみました。

これで伝わるか分かりませんがこんなもの。
はてなブックマークのユーザのうち、やってもいいよという人は、興味あるテーマをブログのエントリーなどで公開します。
それに対して、いいエントリー書いたという弱小ブロガーが、多くの人の目に触れるためにあなたのはてブに登録して欲しいので読んで見てください、という気持ちを込めてトラックバックを送ります。
トラバを受けたはてなブックマーカーの人は、弱小ブロガーさんのエントリーを読んで、自分の基準に合えばはてなブックマークに登録する」

例えば、id:sweetloveさんは表明するまでもないかもしれませんが、「無駄にエロいことに興味がある」ということを表明していただいて、それをブログのエントリーとしてアップしていただきたいわけです。
で、無駄にエロいステキなエントリーを書いたけど、多くの人に見てもらえそうにない、でもたくさんの人に見て欲しいんだーというブロガーは、id:sweetloveさんの件の記事にトラックバックを打つわけです。
そしたらid:sweetloveさんは、その記事を読んだげて、気に入ったらはてブに登録してやる、なんて文化があればいいなと思います、という話です。

妄想すぎますかね。
スパム的なトラバが発生するとか、いろんな問題があるかもしれませんが、あったらいいな、そんなの。